ハナレグミの光と影

アーティスト名	ハナレグミ
アルバム	あいのわ
タイトル	光と影

光と影の歌詞の意味を考察

光と影の歌詞の意味を真面目に考察してみた。

人は生きていれば一度、
異性と火の玉みたいに抱き合う時があり、
これはとても素晴らしい事だし、火の玉の様に抱きあう。

後先を全く考えない火の玉状態は、理性を超えたハッピーで素敵な時間だったと思う。

多くの人は、
脳内にとめどない多幸感がでた状態で、
結婚（1人の異性と添い遂げるのが正しい）みたいな事をしてしまう。

その時の幸福感が高すぎる訳だから、
1人の異性と死ぬまで添い遂げる覚悟みたいな事をしてしまい、
結婚式で自分の好きな人達や身内を集め、面前にて、間違いなく確実ではない未来を宣言しまったりしちゃうものなのだ。
圧倒的な光の部分だけを見ている状態だろう。

ちゃんと考えれば、未来は数分後も分からないのだけど、
皆んながそうしてるからという理由で、
その日、その型（役）を演じてしまうのだ。

その後はどうだろう？
目の前の最愛の異性はそこから、
自分の意図に反した存在になっていくゲームが始まる事が多いみたいだ。

ここから、
過去の自分の心地よさとは違う生活を、
とことん受け入れるゲームの始まりだ。

これは多くの人にとって、
数年続く、不自由さを味わうゲームなのだ。

楽しみにくいものかもしれないが、楽しもう。
ここに、いちいちへこたれてはいけない。
人生はもうすでに分かっている事を、
何度も何度も味わうゲームなのだから。

言わずもがな人生ゲームの基本ルールは、光と影
良いことと悪いこと、
楽しい事とそうで無い事、
正しい事と間違っている事。
このコントラスト（２つの味）を死ぬまで味わう事だ。

どちらが正解でもない、
人はただ今を生きているだけだから。

自分の正解を他者にぶつけると、
それは大抵、悲惨な事になる。
悲惨が辛すぎて回避したいなら、
その回答としては、
皆んな違って全然良い、
なんでも良いのだと、
気がついた時に人生はとても楽になる。
いちいち、良い悪いや上下左右を決めなくなるから。

妻にも子供にも、周りの人にも、
毎日好きな事をやりなはれ〜
というやわらかな気持ちで、
自分にとってだけ心地の良い、
全く意味の無い正義を他人に押しつけなくなると、
不思議と、
不幸になりようがなくなってくるので、
毎日ゆっくりと安心して生きていける様になるのだ。

結婚は良いものだと思う。数十年、同じ異性と付き合う訳だから、
刺激を日々求めるタイプには合わない事かもしれない。

何だかよく分からない考察となったが、
人生において切っても切れない生々しい本質である「光と影」。

ハナレグミの柔らかな声質で歌われると
不思議と受け入れようと思えてくる

人生の光と影、大切な人の光と影
全ての現象を光と影のまま受け入れよう。

光と影の歌詞

そして、ここに間違えなく、
結婚生活を上手くいかせる秘訣がある。

うちの旦那（嫁さん）は本当にいい旦那（嫁さん）で、
と周りに言いふらしする続ける事だ。

毎日やっていると、本当に不思議な話なのだけれど、
自分のパートナーは何故だか味方にしかならなくなるのだ。

私自身パートナーとは無駄な喧嘩を沢山繰り返し、
10年以上夫婦を続けてきたのだけど、
その中で見つけた、不思議な法則なのだ。
是非、試してみてくだされ。

パートナーは本当に柔らかくなるから。
台所にウイスキーもタバコもいらなくなるから。